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さて初野晴の「初恋ソムリエ 」を読んだ。
その前に「1/2の騎士 harujion」と「トワイライト・ミュージアム」と言う作品も読んだのですが、
「1/2の騎士 harujion」を気に入った人はこの「初恋ソムリエ」を読んで気に入らない人はいないんじゃないかと思う。
まぁこの作者の初野晴というひとが男性であるか女性であるか基本情報は何もしらないのだが、
初めて読んだ「1/2の騎士 harujion」でその文章の瑞々しさに惚れた。
何か青春の甘酸っぱさや葛藤が生き生きと描かれているように感じます。
「初恋ソムリエ 」だけでなく「1/2の騎士 harujion」にも該当することであるのだが、
元気で前向きな女子高生と性的マイノリティーに属する人物が物語を引っ張っていっています。
「初恋ソムリエ 」と「1/2の騎士 harujion」、両先品とも読み終わった後にまだまだ続きが読みたくなるそんな気分にさせられます。是非続編を希望します。
「トワイライト・ミュージアム」も他の2作品に比べると印象が薄いのですが、こちらも面白かったです。
  
ここ一年ほどに読んでた小説に特に意識はしていないのですが、なぜか性的マイノリティーに属する人物がでる作品が多いです。
前回の池上 永一の「シャングリ・ラ」そして打海 文三の「裸者と裸者」「愚者と愚者」「覇者と覇者」
の3作品。
打海 文三の3作品は印象に残った作品なのでまた書きたいと思います。

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