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最近はつたない改造/工作ネタが多いのですが、今回は改造ヘッドホン。
その最近の勢い?にのって頓挫していた2年来の構想を実現。
家にあった古いPioneerのSE-305にオーディオテクニカのATH-PRO5のドライバを移植しました。
(以前はAIWA HP-X121のドライバを移植しようとしたのですが、なぜか失敗。)
このSE-305はこの重厚なデザインが好きです。1970年代のヘッドホンらしい。自分よりもたぶん年寄りです。
(まぁこの時代のパイオニアのヘッドホンのデザインは大体どれも好きなのですが。)
でも音はやはり古い感じは否めないという訳で、家で使わなくなったATH-PRO5に犠牲になってもらいました。
SE-305は以前のドライバをはがして、新しいドライバが設置できるようにドリルとヤスリでゴリゴリ加工。
内部の配線はBelden 8504。そしていろいろな長さのケーブルが使えるようにステレオミニプラグ化を施し終了。
両端がステレオミニプラグケーブルは以前から使っている、mogamiの2534かBeldenの88760のどちらかを場合によって使い分けています。
完成後の試聴ですが、SE-305よりはもちろんですが、ATH-PRO5よりもすべての面でずっと良くなっています。
音は広がりと伸びを感じるし、臨場感もあります。ハウジングの大きさと剛性のおかげでしょうか。
手元にはGoldringのDR150があります。開放型、密閉型の違いはありますが、主観ではこれと同格、もしくは部分的には超えている面もあるんじゃないかなと信じています。ドライバ周りに鉛板を設置すればもう少し音がくっきりするのかもと追加で計画中です。
うちには2年前の構想時に手に入れたSE-505というこれまたパイオニアの重厚なヘッドホンもありますが、こちらもそのうち手を入れたいです。さてどうしようか。

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