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先ほど読み終わった本について書いておこうと思う。
本はSFで「大戦前夜(上)(下)―ポスリーン・ウォー」。著者はジョン リンゴーという人らしい。
書店で表紙を見て興味を持ち裏のあらすじを読んで購入決定。
まぁ一言で言うと、天文学的な数字のエイリアンが5年後に攻めて来る話ですが、攻められる地球側の絶望的な状況はマクロス並。で攻めてくるのはケンタウルスっぽい何か。でも友好的なエイリアンもいて彼らが技術提供をしてくれて地球人が戦う。
地球人の武装はHALOにでてくる防護服のようなものをつけたコンバット・スーツ部隊から現行の通常兵器まで。
上巻はエイリアンとのファーストコンタクトから、宇宙情勢の説明と地球側の防衛準備。下巻ではコンバット・スーツ部隊を含む地球軍が前哨戦として他の惑星で敵と戦います。
兵士の視線から戦いや訓練が描かれ、いくつかのストーリーが平行して進みます。部分部分は過去のSFや小説をつなぎ合わせたような感じですが、全体としては地球の総力戦を描いておりとても面白い内容です。
アメリカでもヒット作となっているようで既に続編が多数刊行されているようです。
伏線として友好的なエイリアンにも何か陰謀の影が見え隠れしており、まだまだ地球に攻めてくるまでかなりいろいろとありそうなんで早く次が読みたいです。

自分の中では最近SF月間のようで、いくつか読もうかなという本がたまっています。
もひとつ読んだものは谷甲州の「惑星CBー8 越冬隊」。

この人、仮想戦記のイメージが強かったのですが、「パンドラ」で本当はSF作家だったことを知りました。
「パンドラ」も面白かった。
今回の作品は初期の作品のようですが、派手な戦闘シーンも何かありませんが、地味に進む文章は越冬隊というのをうまく表現していたと思います。うん。地味で面白かった。

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