NEX-3 + Carl Zeiss Sonnar 38/2.8 T* (CONTAX T2 改造レンズ) + Hawk’s Factory L-M MH to E
構想、製作に一年かかって、かつての高級コンパクトカメラであるCONTAX T2のレンズCarl Zeiss Sonnar 38/2.8 T*をSony NEXシリーズで使えるように改造しました。
まぁ大層なこと書いてますが、やってることは単純です。台湾のHawk’s FactoryのLeicaMマウントからNEXのEマウントへのマクロエクステンションチューブを購入して、
（結局のところ、Nokton Classic 35/1.4 MCで使いたかったのです。）
ジャンクのCONTAX T2を分解、レンズユニットを取り出し、レンズシャッターを排除。幸いなことに絞りユニットはそのまま使えたので、安価なL-Mカプラーに無限が出るように調整して固定しただけです。
とはいえ、固定には光軸がずれないように、中心かつ水平にレンズをセットしなければなりません。
中心への固定には、工作用紙と固いちょうど良い筒ということで、サランラップの芯を活用。そして水準器で水平確認しながら固定しました。厳密には0.1度ほど傾いてるかもしれませんが、試写でもほとんど問題なかったので、まぁ問題はないでしょう。そこは素人工作の限界です。
紙素材を多用したので耐久性が心配ですが、こちらもやばくなったら作り直せば良いだけです。
結構大丈夫そうですが…。
後は見映えを良くするために、手を加えました。
この方法で無限から近接は35cmくらいまで寄れます。またレンズユニットはMマウントで交換できますので、他のレンズも装着可能。同じ要領で他のコンパクトカメラのレンズも改造すれば装着可能になるのではと、また密かな野望を企てています。
そんなこんなで、次のテストショットへどうぞ。
PENTAX K-5 + FA 31mm f/1.8 Limited