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こちらはEtymotic ResearchのER-6iを自分で修理/改造/リケーブルしたもの。ちょっと前に作業しました。
高価なイヤホンにはとても興味があるのだけど、以前にイヤホンで何度も断線を繰り返した経験からイヤホンは消耗品だと思っているので、あまり高いお金はかけたくありません。
(とはいえ、最近は高級イヤホンに興味津々なのですが…)
そういうことで、断線しているなどのジャンク状態の良さげなイヤホンを手に入れ自分でリケーブルをして使うことにしています。ちょっと良いコードを使えば精神衛生上音が良くなっている気分にもなれます。
(実際リケーブルで音が良くなるのかは主観の問題なので正しくはわからないのですが…)
以前にもShureのE3cとE4cをリケーブルした経験があるので、今回は作業手順は把握していたので一応スムーズ。
このER-6iは正常な状態のものでしたが、iPod Shuffle 3rdで使う為に、コードを切って短くしてステレオプラグをつけていました。
ただ、ケーブルが細くて絡まりやすく、白いケーブルの汚れも目立ってきたこともあり、改造に踏み切りました。
ケーブルはRSCB 0.2 Sq。ステレオミニプラグはNEUTRIKのNYS231Lです。
殻の割り方は、ネットで先人達の知恵を拝借。ハンダ付けには中々くっつかず苦戦しましたがなんとか成功。後から思ったけどハンダペーストを使えば良かった。元に戻すときに、ケーブルが太すぎてこれまたうまくいかず。プラスチック部分が割れてきたりとこれまた苦戦。本当は透明な熱収縮チューブできれいに仕上げる予定があまりにもひどい惨状に悲しくなってきました。そこで苦肉の策として黒の熱収縮チューブで多い、ホームセンターで売っていたビニールチューブで押さえながら固定しました。出来上がって見れば、まぁぎりぎり合格点と言ったところでしょうか。
作業中の様子は行き当たりばったりでハンダ付けもほんと汚いものなので記録には残さず。
で結果ですが、以前に比べて音に迫力が出て低音がより出ているような気がします。
ケーブルの長さもiPod Shuffle 3rd + Scosche IRM35(iPod Shuffle 3rd用イヤホンアダプタ)で使うにはこのくらいがちょうど良いです。ただ今回のステレオミニプラグであるNEUTRIKのNYS231LはScosche IRM35と相性が悪いらしく時々接触不良気味になりますが、その時はプラグをちょっとまわせばOKです。

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スピーカーのエッジ修理も一応完了しました。
型紙を作ってセーム皮を切ってボンドでもとあった場所に貼付け。そして線をハンダ付けし箱に戻してテスト。
たるみ具合とかはどうなんだろうか。若干部分的にムラがあるような気もするけど、聴いた限り音は大丈夫そう。元の音は知りませんが…。こんなんで良いのでしょうか?まぁ初めてにしては良いということにしておきましょう。

後はこのエッジの部分に色を塗りたいな。黄色とか赤とか。水溶性塗料で塗ったという情報がネットにあったので今度探してこようと思う。
バナナプラグ利用できるようにターミナルの交換とかはしばらく聴いてみてからの予定。
音は優しい感じがして、低音が出るスピーカーのような気がする。高音が欲を言えばもう少し欲しいかも。
そういえば、なぜこのスピーカーを手に入れたかということを書いていなかった。
年末にTOPPING TP21というTA2021Bというチップを使ったデジタルアンプを手に入れたから。
これまではパソコン周辺ではTDA1552Qというものを使った自作アンプだった。でも低音が出ていない気がする。作り方が悪かったのか、元々そういうものなのかは不明。そして使っていたスピーカーはScandynaのMicropod SE。
新しいTP21がMicropod SEが相性が悪いのかスピーカーのインピーダンスが4Ωだからなのかわからないけど、音量を上げると頻繁にリレーが作動するのと、一部のピアノの音などで音が割れるのが気になっていた。アンプを昔手に入れていた鎌ベイアンプに変更しても同じなのと、他で使っているKenwoodのスピーカー LS-1001では問題がなさそうなのできっとスピーカーがいけないんだろうと推測。で手頃な新しいスピーカーを探していたのでした。

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昨日に続きDenon SC-11のエッジ交換。
スピーカーの外観も汚かったので磨いたらかなりきれいになりました。
そしてウーファーとツィーターにつながっている線をブチッと切って取り外し。
ツィーターは取り外さなくて良かったのですが勢いで取り外してしまいました。ついでにコネクタみたいになっていて実は切る必要もありませんでした。しっかりと考えて作業しないと駄目ですね。
で必要なものを購入。
ホームセンターで車の洗車用のセーム皮(1260円)購入。これを切る為にロータリーカッター、そして型紙用の工作用紙も購入です。
でコーンにまだくっついているエッジをきれいに取り除きます。
塗料を落とす為の薄め液を使ったら比較的早くできました。
で、ここからが問題で、エッジを上からおさえている金属製の円状のものが取れません。
最初構造も良くわかりませんでした。接合面にシンナーをたらしてカッターを入れて隙間を地道に増やし極細のマイナスドライバーをハンマーで叩いて差し込んだらようやくパカッと取れました。
という訳で悪戦苦闘で本日はここまで。

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Denon SC-11というスピーカーのジャンクを手に入れた。
右と左のスピーカー、両方ともウーファーのエッジがぼろぼろ。
ツィーターは両方とも見た感じは大丈夫。エッジの交換修理をネットの力を借りながら自力でやってみたいと思います。
明日は部品を探してこないと。あとスピーカーターミナルもバナナプラグが使えるようにしたいな。
そういえばネットでこのスピーカーの商品写真を見たのですが、手に入れたものはウーファーが白っぽくなっていました。でも在りし日のこのスピーカーはそこの部分真っ黒でした。どんだけ汚れているんでしょう。
きれいにしがいがありそうです。
忘れないように諸情報をてきとーに書いておこうと思う。
Denon SC-11 1981年発売
2Way/2Speaker バスレフ方式ブックシェルフ型
45Hz~22kHz 91dB 80W
インピーダンス 8Ω
210×355×217mm 5.5kg